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みやけばなし

毎週金曜更新

12月24日箱根ツーリング覚書

平成28年12月24日から25日にかけて、やることがなかったので一人でバイクで箱根に行った。

その話を相方にしたところ「今まで聞いたソロツーの中で一番酷い」との評を得たので、来年始めるブログに先駆けて自戒も込めてここに残しておくので参考にしてください。



朝7時ごろ家を出た。

途中道を確認中にスタンドをきちんとかけずに跨った姿勢で油断していたらバイクが左に傾いて立ちゴケクラッチレバーの先が折れニュートラルに入れられなくなった。迷ったが走れないほどではないと判断し、バイクでの旅を続行。


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10時ごろ星の王子さまミュージアムに到着。道中イヤホンの音量を上げ忘れてパニックになったりもしたが、悪くない時間で入館。サン=テグジュペリの一生を追える館内展示、土産屋、庭園など内容は満足。ゾウを飲むウワバミのポーチは可愛かったが実用性が疑問だったので買わず。


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続いてガラスの森美術館。混んでいたが悪くなかった。ガラスの大型作品展示と購入できるガラス小物がたくさん。ここでも特別ほしいものは見つからず、チョコを何粒か買って立ち去る。ガラスの粒が散りばめられたツリーのオーナメントが眩しかった。

その後彫刻の森に行こうとしたのだが何故かナビが誘導すべき交差点を誘導してくれず、道に迷いまくる。途中充電しながら何とか宿に着く。wifiの電池が切れた後、曇りのせいかGPSの性能がガクッと下がって焦った。


宿は18時にチェックインと伝えておいたが17時ごろ着いた。すぐ部屋に入っていいと言われたので部屋に向かう。

風呂は貸切個室と展望大浴場があった。貸切個室の方が大浴場より落ち着いて入れた。そもそも大浴場は展望場所の扉についたてがしてあって入れなくなっており、風呂も何故かとてつもなく熱い湯と普通の湯の二種類しかなく、不満だった。部屋にもユニットバスがついており、こっちの方がマシではと思った。体感としては貸切個室>ユニットバス>家の風呂>大浴場であると感じた。

ボールペンを持ってきていなかったので宿の土産屋で高いペンを買って三浦を描いた。ついでに仕事場のお土産も買った。


夕食までテレビを見て時間を潰し、浴衣で夕食会場へ。これが恐ろしかった。クリスマスイブなのでカップルだらけなのだ。六本木の話とかしている。夕食の時間は二回に分かれているのに、席が埋まるほど混み合うとは思わなかった。あと席が近い。一人客は私だけだったかもしれない。怖くて顔を上げられなかった。そして食事半ばで気づいたのだが、左にあるガラスにも会場の様子が映っているのだ。手持ち無沙汰で挙動不審になり、宿の注意書きメモを読んだりスマホをいじって耐えた。食事中何度も口の中を噛んだ。本を持ってくればよかった。支配人の滑舌が悪く、『タイミングのいいところでご飯をお持ちしますのでおっしゃってください』というのが聞き取れず、なぜかデザートの直前に白飯だけ出されて無理やり食べた。デザートにはチョコムースにイチゴのサンタさんが乗ったものが運ばれてきた。「サンタさんからのプレゼントですよ」と言われた。お前(支配人)に言われてもなぁ。食事は不味くはなかったがもはや味がしなかった。景観を害しているのではという自意識が辛かった。


夜は喘ぎ声が聞こえるのではと不安になったが流石にそれはなかった。ニコニコ動画を見ながら床につく。予想通り掛け布団がペラペラだった。モコモコパジャマを持って来なかったら風邪をひいていただろう。昔それで合宿で高熱を出したことがあった。今回唯一うまくいったことだと思う。


チェックアウトが11時ということだったので8時に起きて会場で朝食(バイキングだったので夕食ほどではなかったがやはり気まずかった)をとり、宿の代金を払って出る。彫刻の森に行こうとしたが、何故かやはりナビにスルーされ、諦めた。


途中電話がかかってきた。上司からで、どうやら今日は出勤日だったらしい。今箱根にいるので今日は行けないと伝え、動揺した気持ちのまま走っていたら狭い右カーブから急に道が広くなった胃袋のような形の道で対向車を避け切れず右に転倒。対向車は助けてくれずスルーされたため、近くのおじいさん二人に助けを求めてバイクを動かした。怪我はしなかったがブレーキレバーが根元から折れたため、これ以上の走行は不可能と判断。

とりあえず坂の上の平坦な場所までバイクを移動させようとバイクにまたがってエンジンをかけ、少し走らせたが、上り坂でフロントブレーキが使えないのはかなり危険で、途中慌てて後ろにズルズル後退してまたコケそうになり、「誰か助けて」と叫びながらとっさに右足でリアブレーキを踏みながら左足で着地して静止したシーンがあった。右に倒れなくてよかった。あの時後続車が来ていたら追突していた。

何とか平地(近場の駐車場)にバイクをとめ、レッカーを依頼。一時間後にレッカーが来たため、任せて電車で帰ることに。


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現在地に一番近い大平台という駅から電車に乗った。駅付近は温泉宿が点在していてつげ義春の漫画の世界のようだった。箱根鉄道でも特殊な駅だったようで、単線をすれ違わせるために待機させるポイントがあった。トンネルを抜けたと思ったら、電車が急に止まり、後退し始めたのだ。あれは面白かった。景色もとてもよかったので、結果オーライだなと思ったりした。


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帰り道に海福雑貨に寄った。完全に住宅街の中にあった。瓶や石がぎっしり並んでいた。コンパスを買うか迷ったが、二つあったコンパスのどちらもしっくり来なかったのでやめておいた。登戸のパスタ屋でミートソーススパを食べて帰った。嫌な目にもかなりあったが、行かなければわからないことがたくさんあったので、行ってよかったなと思った。家の風呂は最高だった。


この旅の教訓

バイクを停める時は跨っていても必ずきちんとスタンドをかける。

・ナビが聞こえない時は音量を疑う。

・ナビを信用しすぎない。不安になったらきちんと進めているか停まって確認する。

・風呂は貸切個室を選ぶ。それがダメなら部屋の風呂を使うことを検討する。(部屋の風呂はシャンプーやボディソープがないので持っていく)

・コンタクト洗浄液、歯ブラシと一緒に日焼け止め、アイブロウペンシル、制汗剤、ボールペンと紙も忘れずに。

・宿の掛け布団はペラペラなのでモコモコパジャマは必須。

・文庫本を一冊持っていく。

・クリスマスに一人で過ごさなくてはいけないときは家で大人しくしている。

・宿で食事はとらない。泊まるだけにする。(気まずいし一人客だとバレて危険)

・充電器とwifiルーターは必須。スマホと充電器とルーターを全部充電すること。

・気持ちが動揺している状態で走らない。自分では落ち着いていると思っても、一旦休憩する。

・狭い道こそキープレフトを心がける。対向車が来たら避けられなくなる。

・意外と助けてくれる人はいる。

・二つのうちどちらを買うか選べなかったらどちらも買わない。

・宿の予約する前に本当に仕事が休みか確認する!